日本でダメでも世界ではイケるかも ⑤失敗しても諦めず、郷に従わず

今日も朝から

 

ハイテンションっ!!!

 

フィリピン英語留学を通して日本人を強くしていきたいファーストイングリッシュの本多です。

 

前回は、外国は住んでみたら都になるという話を書きました。

だから腹を決めて住んでみたら、色んな人に出会うチャンスもあります。

住み始めると色んな情報が入ってくるものです。

 

今日は、

「失敗しても諦めず、郷に入っても郷に従わず」です。

 

ここはフィリピンなのよ! 日本じゃないの!

 

最初はこういった議論を沢山しました。

「BOSSは日本人で日本式の経営だけど、ここはフィリピンなんですよ〜!」

ってフィリピン人スタッフと沢山議論をしたんです。

 

学校設立当初から本当に責任感のある人達に囲まれて仕事がスタートしました。

数名の日本人と数名のフィリピン人で協力しながら学校をつくっていったんですね。

それぞれが責任を感じて、自分の任務以上のことをしてくれました。

今でもそれは変わらずみんな責任感を持って取り組んでくれています。

 

 

時折、思いが強いだけにフィリピン人スタッフと衝突もあったんですね。

 

 

僕にとってどうしても見逃せないのが遅刻や欠勤、そして、業者の納期の遅れだったり、品質のずさんさです。

フィリピン人スタッフは

「フィリピンだから仕方ないわ。それがフィリピンなんです。」

と主張をするんですね。

 

ただ、僕にはどうしても納得が出来なかったんですね。

「あなたがそこで諦めたら全てが終わりじゃないか。 

僕はそれでは認めない。もっときちんと交渉をしなさい。」

と強く指示をしたんです。

 

すると

「ここは日本じゃないの! フィリピンなんです。

あなたもフィリピンで会社をやっている以上はその風習を習うべきだわ。」

と来ました。

 

日本であれば、そんなことを言うと周りから叱られまくります。

しかし、ここはフィリピンです。

しっかりと説く必要があります。

 

「なぜ、この品質だといけないのか。それをなぜ交渉しないといけないのか。」

 

業者さんに何かをお願いした時、期待通りの品質出なかったら要求をする。

スタッフが遅刻をしたらそれをしっかりと罰する。

給与から引いていくこと。

そういった取り組めを守らせることはとても大切です。

こっちが引くと、

「ああ、この人の約束は別に守らなくてもいいんだ」

と思われてしまいます。

 

 

業者さんや行政などの案件において、

部下に何度言っても拉致があかない時は自分で交渉をしたらいいんです。

自分が直接出向くと
(たまに上手く行く時がたまにあります)

「おおおー! さすがBOSSですね〜!!!」

ってなるんです。

ダメで元々ですからね。

 

全ては人が決めていることです。

交渉で何とかなることって多いんです。こっちが本気で交渉するかどうか、それだけです。

 

 

どうしても譲れないラインはきっちりと線引きをしていくことです。

 

これは会社勤めをする時でも同じです。

 

自分で譲れない線を決めておくという、自分の中でモノサシを持っておくことは大切です。

日本で働いているのであれば、みんな同じ感性を持っています。

しかし、海外で働く場合は本当に色んな価値観の人がいます。

 

自分の主張を明確にするためにも、モノサシを予め持っておくことは大切です。

別にどうでも良いことは、こだわることなく、何でも良いかな〜って感じで終わらせておけばいいんですけどね。

 

 

僕の場合は

・無断遅刻、無断欠勤

・品質と納期→いくら言っても守ってくれない場合が多いですが・・・

・上司を上司と思わないような態度

に対しては厳しくするようにしています。

 

特に「上司を上司と思わないような態度」については解雇宣告もしていきます。

そうでないと、指示が行き渡らずに、会社の統制が取れずに、業績も上がりません。

 

 

例え、一時的に業績が下がったとしても、長い目で見ればその方が良いんです。

 

 

これは海外で働く場合でも同じで、馬鹿にされたり、舐められたらいけません。

しかし、相手は英語を流暢に使ってくるんです。

 

 

もし、僕達がたどたどしい日本で話をしている外国人と対峙をする時、

やっぱりちょっと下に見ませんか?

それと同じなんですよね。

 

 

堂々と英語でまくし立てられると何でも正しく聞こえてしまう

 

特に海外で働く場合は、言葉の弱みがあります。

何かを議論する場合、相手が流暢な英語で、こっちが辿々(たどたど)しかったら

まるでトマホークと槍(やり)みたいなものです。

全くかないません。

 

しかも、英語で色んな側面から言われるので、ついていけなくなるんです。

 

「英語でまくし立てられると、間違っていようが、正しく聞こえてくるものです。

例え、それが小学生のような言い訳でも堂々と英語でまくし立てられると正しく聞こえるのです。」

 

日本人の僕達がとても気をつけないといけないことです。

 

一度、こんなことがありました。

 

今よりも5分早く出社をするルールを作った時です。

 

フィリピン人ティーチャーの中で1時間前に出社してくる人もいれば、ギリギリに来る人もいたんですね。

そこで、全員が始業の前の集合時間を5分早くした事があるんです。

 

その時に、今はもういないフィリピン人ティーチャーがこう言ってました。

 

「私は4人兄弟の一番末っ子で、朝、みんなのシャワーが終わるのを待ってから自分がシャワーに入るの。

シャワーが終わると急いで支度をして、渋滞の中、出社してきてるの!

ほとんど、朝ごはんも食べられずに来ているので5分早く来ることは不可能です。」

と言うようなことを英語でベラベラと当たり前のように主張してくるんです。

 

全く会社や上司には関係の無い話を理路整然と

「自分が正しいわよ!」

と言うような態度で攻め立ててくるんです。

 

そして、周りのフィリピン人も

「それは可哀想だわ〜!!!

遅れてくるのも仕方ないわ〜!!!」

と同調する傾向があるんですね。

(何度も言いますが、初期の頃で、そういうことは今はなく、そういったメンバーも今はいません)

 

 

勢いに負けること無く

「ノー」

と言える日本人でいるべきです。

 

 

ここが「郷に入っても郷に入らず」の精神なんです。

日本人の感覚で物事を考え、日本人の意識で判断をしていくんです。

周りに流されてはいけないんです。

 

 

たまーーーに、周りに流されている日本人を見かけます。

・時間に送れる

・都合が悪くなると返信がなくなる

・ストレス、頭痛で会社を休む

・お金にだらしがない

・仕事が出来ないのか、いい加減なのか分からないけど、とにかくいい加減

などなど。

 

フィリピンだったらそれでもOKなんですよね。

だけど、日本人からしたらやっぱりNGなんですよね〜

 

 

とにかく自分の目で見て、耳で聞いて確認すること

 

東南アジアの人はとっても噂好きです。

いや、東南アジアだけではなく、日本も含めて、人は全員が噂好き。

あることないこと言います。

 

自分の目や耳で確認をしていくことがとても大切です。誰が本当のことを言っているのか分からなくなるからです。

 

学校が開校しては10ヶ月目くらいの時でした。

いきなり停電がやってきました。

フィリピンなので、停電はしょっちゅうあるんですが、今回の停電はウチだけだったんですね。

 

電気会社を呼んで聞いてみると、電信柱に付いている変圧器の容量が小さい為に、変圧器が爆発したんです。

もし、これを大きな容量に交換するとなると

300万円かかる!

って言うんです。

 

あり得ません・・・

 

これを払わないと、今の変圧器の容量では足りないとのこと。

 

もちろん、却下して、一旦は応急処置で使える状態になりました。

しかし、それは一時的な処置です。また同じ現象になるとのことでした。

 

そこで、スタッフに交渉に電力会社に行ってもらったんです。

もっと安くならないか、また、他の代替え案はないのか?

などなど。

 

 

すると、

「そんなものは無いらしいです。 

もし、安定的に電気の供給が欲しかったら三相に変えることなんですって。

やっぱり300万円かかります。

もうこれ以上の交渉は無理です。」

と言ってきたんです。

 

僕は納得が出来なかったので、再度、交渉に行ってもらいました。

しかし、返ってくる返答は同じです。

 

 

そこで、僕が出かけて行って、電力会社のお偉いさんと交渉をしました。

英語が話せなくても関係ありません。

ガンガンと言いたいことを言うんです。

 

何とか交渉をして、300万円→250万円となりました。

だけど、まだ250万円もかかるんですね〜!!!

 

まあ、行くことで50万円安くなりましたが、まだまだ高い。

しかし、最終的に250万円で工事を発注しました。

 

電気の容量が足りなくて、爆発して停電になるよりマシです。

 

日本だったら、まだ色んな業者がいたりして、沢山の人から意見も聞けます。

しかし、ここフィリピンでは、こういった工事は電力会社しか無いんですよね。

情報も少ないんです。

 

フィリピン人に交渉に行ってもらって、ダメでしたと鵜呑みにしてお金を払うには高すぎます。

しかし、結果的にあまりの出費の大きさに愕然としたものです。

 

 

「人がこう言っていた」ということだけを信じるのはとても危険です。

 

自分の納得のいかないことは徹底的に話し合う

 

この精神はとても大切です。

「ここはフィリピンなんだから仕方がない」って諦めないで

もっといい方法、もっといいやり方を探し続けていくべきなんですよね。

 

同じ日本人同士でも分かりあえないことだらけです。

ましてや国の違う人とは全く違う背景があるので、価値観が違うんですよね。

それを埋めていくのがコミュニケーションです。

 

 

自分が正しいと思ったら、郷に入っても従わずに自分が正しいと思った道を行く!

そして、文化などは相手に合わせて、いつも尊重をしていくことも大切です。

 

 

例えば、パーティにはレチョン(豚の丸焼き)は必須です。

この豚の丸焼きは高価(約2万円)ですが、パーティに出してみんなを接待していくんです。

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焼いたものは高いので、自分たちで生きている豚を買ってきて調理をするんです。

 

日本のパーティは参加者もお金を払うんですが、ここは全て主催者持ちです。

だから僕が全てを出していくんですね。

そこはフィリピンの文化なので尊重していきます。

高価なものだけど、クリスマス・パーティや周年記念パーティには用意をします。

 

しかし、無断遅刻や無断欠勤、納期の遅れや品質の悪さなどは

しっかりと指摘して注意をしていくことです。

自分の中で譲れない線を持っておくことがとても大切です。

 

 

そのために何度も失敗をするでしょうが、それは後々の糧につながっていきます。

郷に入っても郷に従わないことと、従うことの線引を徐々に明確にしていければいいですね。

 

 

では、また明日の朝8時にお会いしましょう!!!

 

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